家を建てるガイド完全版2020~建築士が教える失敗しない家の建て方

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【2020年保存版】家を建てる時に知っておくべき全てのこと

 

家作りは人生の一大プロジェクトです。

ただ、家を建てたいと思っても、様々な疑問が浮かんできますよね。

・何から始めるべき?
・家を建てるのは消費税増税前がいいのかな
・間取り設計やローンの立て方を知りたい

計画的に満足いく家を建てるためには、まずは家作りに必要な知識を身に着けなければいけません。

本記事では、家を建てたいと思っている方に向けて、家作りの流れや資金計画・ローンの立て方、間取り作りのポイント、施工会社の選び方など解説します。

家を建てるために知っておくべき全てのことを網羅しているので、保存してもらって、定期的に見返してもらうのがおすすめ。

それではさっそく見ていきましょう!

どんな家が建てられる?家を建てる時の4つの選択肢

一戸建てには、主に4種類あります。

どの種類を選ぶかによって、かかる期間や費用などが異なるのです。

まずは4つの家の特徴を解説します。

建売

建売住宅とは、すでに完成して販売されている住宅を示します。

土地と住宅がセットで販売されており、完成されたものを実際に見て購入できるため、子育て世代を中心に人気。

建売住宅の中でも、分譲住宅地に同じような住宅を大量に建てている「分譲住宅」は、予算を抑えたい方におすすめ。

メーカーは同じ資材や設備を大量購入できるため、大幅なコスト削減ができているのです。

また、住宅作りに失敗したくない方や時間がない方も、建売住宅が良いかもしれません。

建売住宅の良さは、やはり完成品を選んで購入できること。

一から建てた場合は、完成するまで仕上りが分かりません。

思った通りの出来にならなかったというケースも多々あります。

建売住宅なら、仕上りに納得してから購入できるので、後々後悔するということもないでしょう。

購入後はすぐに入居できるため、小学校入学が迫っていても問題ありません。

規格型

規格とは、ハウスメーカーが決めた住宅作りに関するルールみたいなものです。

例えば、間取りはAプランからEプラン、キッチンは~社のもののように、決められたプランの中から好みのものを選んでいきます。

気に入ったデザインや設備を、カタログの中から1つずつ選んでいくというイメージですね。

そのため、完全に自由設計ではありませんが、用意されたパーツの範囲内で、好きなように住宅作りを楽しめます。

規格住宅の魅力は、適度な設計自由度とリーズナブルな価格です。

セミオーダーや注文住宅ほど自由に設計できませんが、規格住宅よりも自由度は高く、価格もセミオーダーよりも割安。

限られた選択肢の中から選ぶので、比較的楽に家作りを行えます。

メーカーも設計内容のパターンの把握と資材大量購入ができるため、注文住宅の中では最も割安で、工期も早いです。

これらの特徴を考えると、

・コストを抑えて家を建てたい
・でも、ある程度のこだわりは見せたい

という方に規格住宅はおすすめです。

セミオーダー

世間一般で注文住宅と言われるのがセミオーダー住宅です。

注文住宅とは異なり、構造が決まっているという特徴があります。

構造体はハウスメーカーによって違います。

有名なところだと、桧家は木造住宅で、積水ハウスは鉄骨住宅を主流としていますよね。

このように構造は決まっているものの、他の間取りや外観デザイン、設備などは自由に決められるのがセミオーダー住宅です。

セミオーダー住宅は、希望と予算のバランスが取りやすいのが魅力。

相場は規格住宅よりも高いものの、住宅設計にメリハリをつけやすいです。

設備を妥協して間取りをこだわったり、間取りをシンプルにして設備グレードを上げたりすることが可能。

そのため、1,000万円台の低予算でもセミオーダー住宅は建てられます。

ただし、セミオーダー住宅は狭小地や変形地などには向いていません。

ハウスメーカーに建築依頼を断られる可能性もあります。

問題ある土地を所有している方は、注文住宅を選ぶようにしましょう。

注文住宅

注文住宅とは、全て自分で好きなように設計できる住宅のことです。

デザインや間取りはもちろん、構造も決められます。

そのため、こだわりを十分に表現した家作りをしたい方におすすめ。

また、住宅デザインで土地問題を解決できるという特徴があります。

住宅が密集した狭小地だとしても、間取りやデザインを工夫して、ゆとりある空間の家を作れるのです。

注文住宅もまた予算に柔軟に対応できます。

ただ、大きな魅力はこだわりを詰められるところなので、予算に余裕がある方に向いています。

デメリットとしては、入居までに時間がかかることです。

基本的に注文住宅は、建築家に依頼することになるでしょう。

人気建築家だと予約待ちになり、普通の建築家でも繰り返し打ち合わせを繰り返すため、プランができるまでに半年かかることもあります。

これらのことを考えると、時間と予算共に余裕がある方におすすめです。

□家を建てる方法・流れを把握しよう

家を建てたいと願うものの、何から始めればいいのだろう、と思う方は多いはず。

ここからは、情報収集から完成までの流れを10のステップに分けて解説します。

家を建てるまでの10のステップ

1.情報収集

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家作りを考えたら、情報収集を行って理想の家のイメージを作ります。

住宅雑誌やネット、モデルハウスなどがいい情報源になります。

情報収集を行っている時、少しでも気に入ったものはスクラップしましょう。

スクラップの対象は、間取りや外観デザインだけではなく、風景、小物など家に関わるもの全てです。

好きなものを集めたスクラップブックは、次のステップ「理想の家のイメージ作り」で役立ちます。

ただ、情報を集めていくと、まとまりがなくなって困るかもしれません。

それを予防するためにも、初めに譲れないポイント、言い換えれば家作りの芯となる部分を決めておきましょう。

例えば、「絶対に北欧テイストの家がいい!」や「自然を感じられる家にする」などです。

芯さえ決まっていれば、その後も揺るぐことなく家作りを行えます。

2.家作りのイメージ

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集めた情報をもとに、理想の家のイメージを作ります。

予算との重ね合わせは、建築家との打ち合わせで行うので、この段階では予算を気にする必要ありません。

大切なのは家族全員で話し合うこと。

これから数十年間、あなたと家族は新居で生活を送ります。

1人が満足する仕上りでも、他の家族が満足しなければ成功とは言えません。

誰もが快適に過ごせる家作りを行うために、家族で確認しあいます。

理想の家作りを行う上での、確認ポイントは次の通り。

・理想の過ごし方
・ライフプラン(家族が増える予定はあるのか)
・今の家の不満
・趣味

これらを考慮して、集めた情報を確認しながら、何度も話し合いを行いましょう。

そうすることで、漠然とした理想の家イメージが、どんどん明瞭化します。

3.土地探し

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セミオーダーや注文住宅を作る方は、土地探しから始めなければいけません。

土地は家の安全性に大きくかかわるので、地盤状態を入念にチェックしましょう。

また、周辺環境を確認する際は、平日と休日、昼と夜など様々な条件にして訪れてみてください。

時間帯などによって、周辺環境の見え方も変わってくるはずです。

重要なのは、実際に住んでみたつもりで過ごすこと。

駅まで遠いのか、公共交通機関は豊富か、周辺にスーパーや学校があるのか。

大手ハウスメーカーだと、土地探しからサポートしてくれます。

土地探しの手間をかけたくなければ、先にハウスメーカーを決めるといいでしょう。

4.施工会社を決める

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全10ステップで最も重要なのが、施工会社選びです。

依頼する施工会社によって、金額や仕上りなどが大きく変わります。

そのため、施工会社は慎重に時間をかけて選びましょう。

詳しい選び方は、後ほど解説します。

5.見積り

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施工会社選びのカギは、複数会社の見積り比較にあります。

複数社の見積りとプラン案を比較して、要望を叶えてくれそうなところを選択しましょう。

6.地盤調査

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地盤調査は、家を建てる土地の安全性を確認するために行われます。

例えば、地盤がゆるいと年月の経過と共に地盤が沈み、軟弱地盤だと災害リスクが高くなるのです。

建物の性能が良くとも、地盤が弱ければ、地震などで倒壊してしまう可能性があります。

地盤調査の義務はありません。

しかし、家族の安全のためにも、必ず実施しましょう。

地盤調査は費用こそかかりますが、安全のための投資と考えると、高い金額ではありません。

7.契約

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契約書や見積書など、各書類を読み合わせて契約締結となります。

普段聞かない単語も出てきますが、十分に理解してから、サインするようにしてください。

特に契約書は、施工会社との約束を明記しています。

各工事費用の支払い時期や引き渡し日、完成後のやり直し工事費用の負担割合などは要チェックです。

契約書に関するトラブルは多いため、分からないところは質問して、100%納得してから署名するようにしましょう。

8.住宅ローンの申し込み

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施工会社との契約が決まって、ようやく住宅ローンの申し込みができます。

ただ、円滑に家作りを進めるためにも、事前に各住宅ローンに目を通しておきましょう。

選び方のポイントとしては、まずは金利型を決めて、その金利型の商品を幅広く目を通すこと。

そして、金利が0.1%でも低いものを選びましょう。

例えば、固定金利型を選んで、A社の商品の金利が0.4%、B社が0.5%ならば、迷わずA社を選ぶべき。

住宅ローンは借入金額が大きくなるという性質上、金利が0.1%違うだけで、総返済額が数百万円変わるのです。

賢い住宅ローンの組み方は、後ほど詳しく解説します。

9.着工

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家作りが開始したら、頻繁に現場に訪れるようにしましょう。

また、工事費用の一部の支払いもお忘れなく。

住宅ローンが降りるのは、家が完成してからです。

つまり、工事中の支払いは現金で用意しておく必要があるため、事前に金額を準備しておきましょう。

10.完成・引渡

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最終チェックをして、問題がなければ家の引き渡しです。

引き渡し日に合わせて、ライフラインの開設や役所手続きなどを済ませておくと、スムーズに入居できます。

施工会社との打ち合わせで決めること

注文住宅を建てるとき、依頼した施工会社と何度も打ち合わせを繰り返します。

打ち合わせで決めることは、家の設計図です。

希望と予算をしっかりと伝えて、間取りや外観、設備などを決めていきます。

打ち合わせで製作した設計プランをもとに、家作りが行われるので、非常に重要な過程です。

打ち合わせ回数は個人によって異なります。

ただ、毎週1回行うと考えると、最低でも2~3か月はかかるでしょう。

急ぎたくなる気持ちは分かりますが、打ち合わせの目的は、あなたと施工会社の間で理想の家のイメージを共有することです。

イメージがずれたままだと、様々なトラブルを引き起こせば、満足いく住宅作りはできません。

そんな打ち合わせには、次の2種類があります。

・イメージと情報の共有
・設計申し込み

数回の打ち合わせで、イメージと情報の共有が終れば、設計申し込みに進みます。

設計申し込みとは、簡単に言えば家の設計図作りです。

間取りや設備、インテリアコーディネートなどを決めるため、打ち合わせ回数が多くなります。

設計申し込みが終了すると、最終的な金額も判明します。

金額と設計案に納得したら、本契約になるのです。

見てきて分かるように、打ち合わせは家の設計図を作るのが目的。

大変ではありますが、一番楽しい部分でもあるので、しっかりと準備して遠慮なく意見を伝えましょう。

家を建てるのはいくらかかる?主要地域別に見た注文住宅の建築費相場

家を建てるのにかかる費用は、規模や依頼メーカー、地域などによって異なります。

ただ、大まかな建築費の相場は気になるはずですし、知っておくことが大切。

相場を知ることで、施工会社の見積りが適正かどうか判断できるようになるのです。

住宅金融支援機構「2017年度フラット35利用者調査」によると、主要地域の建築費相場は以下の通りだそうです。

都心になるほど注文住宅相場は高くなります。

それでいて、土地面積は狭くなるのです。

特に、東京都は全国で一番相場が高く、平均床面積(土地付き注文住宅)は最少となっています。

ただ、これらの相場はあくまでも参考にとどめておきましょう。

東京都だと約4,000万円あれば、平均的な住宅を建てられますが、実際は2,000万円台でも建てられるでしょう。

家を建てるための資金計画の全体像を紹介

家を建てる時に欠かせないのが資金計画です。

大まかな目安で計画を立ててしまうと、その後の返済が苦しくなってしまいます。

まずは費用の内訳を知り、頭金の目安をつけて、入念な資金計画を立てるべきです。

ここからは、家を建てる際にかかる費用や住宅ローンの組み方などを解説するので、ぜひ参考にしてください。

家を建てる時にかかる費用の内訳は?

まずは家を建てる時にかかる費用と相場を解説します。

資金計画作りの参考にしてください。

地盤調査費用

家を建てる前には、必ず地盤調査を行いましょう。

地盤調査費用の相場は3~8万円です。

地盤改良費

地盤調査の結果、地盤が軟弱だと判明すれば、地盤改良工事が必要となります。

費用は地盤状況と工法で大きく変わりますが、数十万円、高ければ100万円以上かかることもあるのです。

設計料

ハウスメーカーに依頼した場合、本体工事費に建築費の1~2%が設計料として含まれています。

対して、建築事務所に依頼すると、建築費の10~15%の設計料が別途必要となるのです。

ガスや給排水引き込み工事

ガスや給排水の本管を敷地内に引き込む工事は、まとまった費用がかかります。

自治体指定の工事会社に依頼することになり、相場は30~60万円ほどです。

外回りにかかる費用

門やフェンス、芝生などの外回りにかかる費用は、別途工事費に含まれるのです。

外回りのプランニング次第で費用は異なります。

言い換えれば、外回りは費用削減できるポイント。

目安相場は坪単価1~10万円です。

確認申請費用

家を建てる前には、役所に確認申請を実施しなければいけません。

確認申請の目的は、法律を順守した家が建つことを確認するため。

この確認申請費用は、自治体によって異なりますが、約10万円はかかるでしょう。

地鎮祭

建築に入る前、地鎮祭(じちんさい)を行うケースが多いです。

地鎮祭とは、その土地に住む神様を祝い、安全に工事を行えるよう願う儀式のこと。

地元の神主さんに依頼をして、ご祝儀に5万円ほど払うのが一般的です。

建物の骨組みができた時に行うのが上棟式と言います。

地鎮祭とは異なり、上棟式はしなくても問題ありません。

費用も10万円ほどかかるため、予算に余裕ある方だけ行いましょう。

印紙代

施工会社との間で交わす契約書に貼る印紙にかかる税金です。

印紙代は契約金額によって異なり、1,000万円越え5,000万円以下なら1万円となります。

ローン諸経費

住宅ローンを組む時は、印紙代や融資手数料、保証料など様々な諸経費がかかります。

各金額は小さいですが、まとめると10万円ほどになるので、事前に確認しておきましょう。

固定資産税、都市計画税

毎年1月1日時点の土地と建物の所有者に課税される税金です。

これは住宅取得した年だけではなく、毎年かかる税金なので、きちんと支払いを行いましょう。

頭金はいくら用意するべき?

頭金ゼロで借りられる住宅ローンはあります。

しかし、頭金ゼロで住宅ローンを組むのは、非常に危険です。

次に詳しく解説しますが、住宅ローンでは「借りられる額」ではなく「返済できる額」だけ借りるようにしましょう。

今のところ貯蓄習慣がない方が、これから長期間にわたってローン返済を続けるのは難しいと思われます。

一戸建てを所有すると家賃こそ浮きますが、住宅ローンの返済に加えて、固定資産税や修繕金などがかかるのです。

諸費用に縛られることになるので、貯蓄習慣はローンを組むうえで必須。

気になる頭金の目安ですが、一般的に物件価格の2~3割だと言われています。

3,000万円の物件ならば、600~900万円は用意しておきたいところ。

頭金が多いほど、借入額と総返済額も少なくなります。

貯蓄が少ないようなら、まずはコツコツと頭金を貯めるようにしましょう。

住宅ローンを上手に組む方法

住宅ローンを組む時、まずは適正物件価格を知りましょう。

基本的には、年収の5~6倍が安心して返せる物件価格と言われています。

例えば、年収600万円の方なら、3,000~3,600万円が適正物件価格であり、頭金は900~1,100万円ほど用意するのが理想。

そして、不足額をローンで借りるのです。

3,000万円の物件を900万円の頭金で購入するなら、2,100万円をローンで借りるということ。

ただし、これはあくまでも目安であり、鉄則は返済できる額だけ借りることです。

返済できる額の計算方法は次の通り。

【ステップ1:ローン返済に充てられる金額を出す】

現在の家賃や駐車場費など住居費+年間貯蓄から住居費に回せる金額=A

【ステップ2:住宅の維持費を引く】

A万円-年間住宅維持費(一戸建てなら15~20万円)=B

【ステップ3:返済期間を考える】

ローン返済は定年に合わせるのが原則です。

そこで、定年予定の年齢から返済スタート時の年齢を差し引いて、最長返済期間を出します。

【ステップ4:安全な返済可能額を出す】

借入可能額は金利別によって変わります。

ネットで調べると、年間返済額100万円あたりの借入額早見表を見つけられます。

返済期間と金利を確認して、借入可能額×B万円÷100万円で返済可能額を出すのです。

住宅を建てた後も、子育て費用や老後資金など様々なお金が必要となります。

そのため、必ず余裕を持って返済できる額だけ借りるようにしましょう。

費用を支払うタイミングはいつ?

住宅完成までの間に、まとまった費用を支払う機会が多々あります。

住宅ローンは完成後に降りるため、完成までの費用支払いは、現金で行う必要があるのです。

ここからは、費用を支払うタイミングを解説するので、事前に用意しておきましょう。

土地購入

土地購入費用はもちろんですが、その他にも次の費用が発生します。

・印紙税
・所有移転登記費用
・手付金

工事契約締結

施工会社との契約締結の際は、印紙税と設計着手金を支払います。

設計着手金は、手付金のようなもので、設計料の10~20%が目安です。

基本設計

基本設計作りを開始すると、設計料の一部を支払います。

目安は設計料の20%です。

プラン完成

設計図が完成したら、残りの設計料(約40%)を支払います。

建築確認申請

工事を開始するためには、建築確認申請が必須でした。

ここで、建築確認申請料の支払いをします。

また、長期優良住宅を申し込む人はここで、住宅性能評価申請料も支払わなければいけません。

住宅ローン申し込み

住宅ローン申し込み時には、印紙税や保証料など諸経費がかかります。

10万円近くになることもあるので、事前確認が大切です。

建築開始

家作りの工事スタート前には、工事費の一部(約4分の1)を支払います。

また、建て替えの場合は、解体工事費用や引っ越し費用なども必要です。

地鎮祭

地鎮祭をする場合は、約5万円の費用がかかります。

本工事

本工事開始前にもまた、工事費の一部(約4分の1)がかかります。

また、上棟式を実施するのなら、本工事前に費用がかかるでしょう。

内部と外部仕上げ工事

内部と外部の仕上げ段階になったら、工事費の一部(約4分の1)を支払うのが一般的です。

建物完成

建物が完成したら、登記を行います。

登記申請は司法書士に依頼するのが一般的なため、登記申請費用と司法書士への報酬が必要です。

完了検査

建物完成後は、再び法律を順守していることを確認する完了検査が行われます。

完了検査費用は面積によって異なり、相場は2~8万円です。

引き渡し

引き渡し時には、建築工事費や設計料の残金、追加工事費用、火災保険料などを支払います。

予算内で収めるためには希望条件に優先順位をつけることが重要

限られた予算の中で、満足いく家作りを行うためには、メリハリをつけることが大切です。

いくつも希望条件があると思いますが、それに優先順位をつけましょう。

絶対に実現したい希望とできたら叶えたい希望にわけるのです。

順位が高い希望にお金をかけて、低い部分はコストを省きます。

そうすることで、予算配分にメリハリがついて、満足度の高い住宅作りが行えるのです。

注意点としては、基礎や構造にかかる費用は削減しないこと。

基礎や構造は、家の寿命や耐久性、安全性に大きくかかわります。

最も経済的な家とは、長期間高い性能を維持する住宅です。

基礎と構造を削ると、住宅の機能性が大きく損なわれ、住み始めてから修繕費など無駄な出費が増えてしまいます。

予算を削りやすいポイントは次の通り。

・外観デザイン
・設備と素材
・外回り

また、あまり知られていませんが、工期に余裕を持つことでコスト削減もできます。

というのも、職人の人件費は1日単位で計算されるからです。

早く仕上げたいからと工期を短くすると、職人の数が増えて、人件費が高くなります。

その他にも、やり直し工事は予算オーバーの原因。

打ち合わせ段階で、細かな要望も伝えるようにしましょう。

建築費別に見た建てられる家の特徴

限られた予算の中で、どのような家を建てられるのか気になりますよね。

ここからは、建築費別の家の特徴を解説します。

1000万~2000万円の家

1,000万円台の住宅はシンプルな外観や間取りが特徴です。

シンプルな間取りに、長方形もしくは正方形の家、そして三角屋根となるでしょう。

多くの方が頭の中でイメージする、典型的なマイホームを建てられます。

シンプルな住宅の理由は、コスト削減のため。

デザインや間取りが複雑になると、工事面積が増えて、予算が大幅に上がってしまうのです。

デザインの他にも、あらゆる部分で予算を抑えたポイントを見れます。

例えば、設備は国内メーカーの主力商品だったり、中間マージンを省いたりするなど。

1,000万円台でも、構造や基礎など安全面に関わる部分は、しっかりとしています。

2000万円台の家

2,000万円台だと、1,000万円台よりもこだわりを詰められます。

しかし、予算に余裕があるとは言えないので、あれもこれもと希望を出せば、あっという間に予算オーバーの原因に。

そのため、予算配分が重要な価格帯とも言えます。

例えば、間取りや外観はシンプルにして素材にこだわるとか、設備のグレードを上げて生活のしやすさにこだわるなど。

こだわるポイントを考えて、メリハリのついた家作りを行いましょう。

3000万円台の家

3,000万円台になると、理想にかなり近づいた家を建てられるでしょう。

デザインや設備グレードはもちろん、家の広さも全国平均に近くなります。

予算が3,000万円台後半になると、地方に建てる場合は、平均以上の広さの家を建てられるはずです。

間取りとデザインにこだわりを持たせられるのが大きな特徴。

ただし、間取りを複雑にしつつ、全ての設備と資材をハイグレードにするなどだと、予算オーバーする可能性があります。

できないこともあるので、やはり家族と話し合って、優先順位を決めることが重要です。

4000万円台~の家

4,000万円以上台の家は、大きなこだわりを持つ方におすすめ。

室内に自然素材を使ったり、複雑な外観デザインにできたりする、さらにはこだわりの間取りを実現したりすることも可能なのです。

広さが一般的な30坪だとすると、4,000万円もあれば様々な願いを叶えられます。

ただ、特にこだわりもなくシンプルな家を作りたいなら、わざわざ4,000万円の予算プランを立てる必要はありません。

2,000万円台もしくは1,000万円台の方が経済的にはよほどお得です。

4,000万円台以上の予算は、強いこだわりを持って家作りしたい方に向いています。

また、依頼先は工務店や中小ハウスメーカーではなく、建築家や設計力に強みを持つハウスメーカーに依頼するといいでしょう。

家を建てるべストなタイミングとは?

家を建てるベストタイミングは、人生でマイホームが必要となった時です、

子供が生まれたり、頭金が十分に貯まったりと、個々人によってベストタイミングは違います。

しかし、外的要因を考慮することで、お得に建てられるのも事実。

ここからは、外的要因から家を建てるのに最適なタイミングを見ていきます。

家を建てるのに適した時期はある?

多くの方は、出産や子供の小学校入学をきっかけに、家を購入しています。

住宅金融支援機構の調査によると、フラット35のメイン利用者層は30歳代です。

こう考えると、仕事とライフステージがある程度落ち着いた層が、住宅購入に踏み切っていると考えられます。

また、30歳代で家を建てるメリットとして、住宅ローンの返済期間が挙げられるでしょう。

若いほうが審査に通りやすければ、定年までに完済できるようになるのです。

30年ローンを組んだ場合、35歳だと65歳で完済しますが、40歳だと70歳での完済となります。

定年までに完済できるかどうかは大きな違い。

70歳完済予定だと、65歳に定年退職してからは年金生活になるにも関わらず、5年間は住宅ローンの支払いをする必要があります。

老後生活を大きく圧迫することは言うまでもありませんよね。

早めにローン完済することで、ゆとりあるセカンドライフを送れる可能性が高まります。

そのため、ローンを組む方は35歳前後までに、家を建てた方がいいかもしれません。

年齢やライフプランを見てきましたが、ここからは季節について見ていきましょう。

注意したい時期は、真夏と真冬、そして梅雨です。

家を支える基礎コンクリートは、温度の影響を強く受けます。

夏は水分蒸発が早くなってひび割れの可能性が高くなり、冬は凍結してひび割れと硬化不良を起こす可能性が高くなるのです。

そして、木造住宅を建てる方は、雨の多い梅雨は避けたいところ。

ただ、木材が濡れてもしっかりと乾燥させれば問題ないと言われています。

信頼できる施工会社は、どの季節に建てるとしても、十分に対策をとってくれるでしょう。

そのため、それほど家を建てる季節に神経質になる必要はありません。

増税直前!今から家を建てる時に知っておくこと

2019年10月から消費税が、既存の8%から10%に引き上げられました。

増税前に住宅注文した方がお得、と考える人は多いですが、政府は駆け込み需要を防ぐため特例を設けています。

そもそも、消費税が上がると、どれくらい金額に差が出てくるのでしょうか?

例えば、3,000万円の住宅を購入したとしましょう。

既存の税率8%では、3,000万円×8%の240万円が消費税としてかかります。

対して、10%だと300万円となり、単純に60万円損することになるのです。

これを見ると、焦って住宅購入をしようとする方が増えますが、正直なところすでに手遅れ。

2019年3月末までに契約締結すれば、引き渡し日が10月1日以降になっても、消費税は8%のままでした。

しかし、今から注文住宅を作るとなると、消費税10%が適用される10月1日以降の引き渡しとなる可能性が極めて高いです。

注文住宅を希望する方は、焦るだけ無駄なので、消費税10%で支払うようにしましょう。

今あなたが知っておくべきなのが、増税に伴う3つの控除制度です。

1つ目が「すまい給付金」という、消費税増税に伴う消費者の負担を減らす目的で創設された制度。

現行のすまい給付金の内容と変更後の内容は以下の通りです。

・消費税8%:収入510万円以下の方を対象に最大30万円支給
・消費税10%:収入775万円以下の方を対象に最大50万円支給

消費税による負担を大幅に軽減できるようになっています。

このすまい給付金は、2021年12月までの予定です。

2つ目が住宅ローン控除期間の延長。

これは住宅ローンを利用して住宅購入した場合、年末ローン残高の1%を所得税から控除する制度です。

消費税8%だと10年間の控除期間となりますが、10%になると控除期間が13年間になります。

そして最後3つ目が、住宅取得などのための資金にかかる贈与税非課税措置です。

年間110万円以上の資産を受け取ると、贈与税の対象になります。

しかし、住宅購入を目的に両親や祖父母から資金援助を受ける場合は、最大1,200万円まで非課税となるのです。

この非課税枠が消費税10%になると、最大3,000万円まで拡大されます。

また、消費税増税後に購入することが、必ずしもデメリットになるとは限りません。

増税後は需要が減ると予想されるため、買い手市場になる可能性が高いです。

もし買い手市場になると、選択肢が広がり、値引き交渉も有利に進めれらるようになります。

各特例を活用して、値引き交渉にも成功すると、増税前よりもお得に建てられるでしょう。

オリンピックの前と後、家を建てるのにべストなタイミングはどっち?

2020年東京オリンピックは不動産業界に大きな影響を与えると言われています。

ただし、一戸建ての場合はそれほどオリンピックを気にしなくていいでしょう。

開催が決定してから、都内を中心にマンションの相場が上昇しています。

これは外国人投資家が大量購入しているのが大きな理由です。

投資家たちは2020年頃に売却するので、マンション相場は下がるでしょう。

また、オリンピック村として建設された大量のマンションも、相場下落の要因となります。

このように、東京オリンピックが影響を及ぼすのは、一戸建てではなくマンションです。

さらに言えば、実際にオリンピックが影響を与えるのかどうかも定かではありません。

不確実なイベントに期待するよりも、現状を考えた方が賢明です。

今は政府の政策の影響もあり、住宅ローンの金利が史上最低となっています。

つまり、買い手からすると、お得に住宅ローンを借りられるのです。

いずれ金利が上昇することを考えれば、底をついている今のうちに借りた方がお得かもしれません。

土地選びをする時に考えておくべき3つのキモ

土地選びをする際は、安全性や立地の他に、考慮すべきことがあります。

ここからは、土地の購入に失敗しないためにも、考えておくべき3つのキモを見ておきましょう。

1.相場観を身に着ける

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誰もが費用を可能な限り抑えて、土地購入をしたいと願っているはずです。

土地代を抑えられれば、その分を建築費用に回せるようになります。

安くて良い土地を見極めるには、相場観を身に着けるのが一番です。

安くて良い土地というのは誰もが求めるので、瞬時に判断しなければ、すぐに売り切れてしまいます。

迷うことなく見極めができるようになるためにも、相場観が非常に大切です。

大手不動産ポータルサイトで多くの土地をチェックするのもいいですが、おすすめは実際に現場に足を運ぶこと。

100件近く候補を選んで、気になった土地は足を運んで、実際に様子を見てみましょう。

現地に行ってみると、意外と狭かったり、逆に日当たりが良かったりすることがあります。

時間が許す限り多くの土地に足を見学して、相場観と安くて良い土地を見分ける力を身につけましょう。

2.防火地域には要注意

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防火地域や防災地域に家を建てると、予算オーバーになる可能性があります。

防火地域などでは、建築基準法で定められた位置に防火サッシを設置する必要があるのです。

以前は、防火サッシはそれほど高くはありませんでした。

しかし、現在は国土交通省指定の製品しか使用できないので、価格が約3倍高くなっています。

元々、窓は大きなコストがかかるため、たくさん窓をつけると100万円以上高くなることもあるのです。

また、予め窓の位置が決まってしまうということは、間取りや家具の位置などにも影響を与えるということ。

土地購入前は、防火地域に指定されているか必ずチェックしましょう。

3.土地に関する法律を知る

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家作りには様々な法律があります。

各法律を順守しなければ、住宅を建てる許可が出ません。

また、法律を知らずに土地購入をすると、描いていた住宅を建てられない可能性もあるのです。

例えば、土地には住居系や商業系などの用途が定められており、用途によって家の高さや建ぺい率(敷地に対する建物の広さ)などが異なります。

第一・第二種低層住宅専用地域だと建物の高さは10m(12m)まで、北側の屋根部分の高さと勾配に規制があるのです。

土地購入を検討しているなら、ある程度法律を理解しておくといいでしょう。

また、購入前は土地の専門家に一緒に確認してもらい、法律に関するアドバイスをしてもらうのもおすすめです。

家の間取りを考える際の4つのポイント

生活の利便性や快適な空間を演出するのが間取りです。

打ち合わせで、最も時間がかかるのが間取り作りでしょう。

ここからは、間取りを成功させる秘訣を教えます。

1.可変性を考える

住宅作りの失敗の原因は、間取りに柔軟性がないこと。

例えば、子供部屋を1つ作ったものの、数年後に他の子どもが生まれて、リフォームすることになったというのはよくある失敗です。

常にライフスタイルは変化するので、事前にある程度の可変性を間取りにもたしておきましょう。

可変性ある間取りとは、ライフスタイルに合わせて自由に変えられる部分を残した間取りのことです。

子供部屋を壁や家具などで仕切れるようにしたり、可動式クローゼットやキッチンカウンターを導入したりすると、生活に合わせて自由に間取りを変えられます。

ただし、可変性ばかり求めてしまうと、今の暮らしが不便になるというデメリットも。

そのため、可変性を持たすのは1~2つほどにしておくのがおすすめです。

2.暮らし方が間取りを決める

暮らしやすい間取りとは、日々の生活の移動がストレスフリーなもの。

仕事前に洗濯をするのなら、洗濯機置き場と物干しスペースを近くにする。

毎週末、大勢のゲストが集まるようならリビングの天井を高くして、オープンキッチンにするなど。

このように、ごく普段の暮らし方を最優先して間取りを決めるべきです。

なかでも、家で最も長い時間を過ごすであろう主婦・主夫の意見は積極的に取り入れましょう。

間取りが家事効率に与える影響は大きいので、家事動線を意識するといいですね。

3.家族のスペースは一番良い場所に

ライフスタイルを考える時、まずは家族全員が集まるスペースを考えてください。

家族が集まるスペースこそが、家の中で一番良い場所になるからです。

基本的には、日当たりが良い場所が家族のスペースとなります。

日当たりさえよければ、冬でも自然と家族が集まり、夏になると風が気持ちよく抜ける空間を作れるからです。

また、敷地が狭くとも天井を高くすることで、ゆったりとした空間演出を行えます。

家族全員が気持ちよく過ごせる空間作りを目指しましょう。

4.子供は将来出ていくことを念頭に置こう

せっかくの一戸建てだから子供部屋を作り込みたい、という気持ちはよくわかります。

しかし、将来的に子供が独立することを考えると、子供部屋に大きなスペースを割くべきではありません。

早ければ高校卒業後に子供は出ていくので、子供部屋は極力小さくしましょう。

おすすめは、子供部屋は寝るだけの空間にすること。

実際に、多くの子供はリビングやダイニングで勉強をしています。

リビングに学習スペースを設けたり、遊ぶ場所としてフリースペースを作ったりするのもおすすめ。

子供が出ていった後、フリースペースは収納部屋や趣味の部屋として活用できます。

いつまでも住み続けるのは、子供ではなく夫婦です。

そのことを念頭に入れて、子供部屋を設計しましょう。

施工会社を選ぶ時に押さえておきたいポイントまとめ

どんなに優れた設計プランができても、実際に家を建てる職人の腕が悪ければ、良い家は建ちません。

日本には10万社以上の建築会社があります。

その中から、信頼できる優良会社を選ぶためには、いくつかのポイントを抑えておかなければいけません。

ここからは、あなたに合った優良施工会社を選ぶポイントを紹介します。

「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」どこに依頼すべき?

施工会社と一口に言っても、ハウスメーカー・工務店・設計事務所に分けられます。

施工会社選びのファーストステップは、依頼する施工会社タイプを決めることです。

それぞれの特徴は次の通り。

【ハウスメーカー】

安心感とスピード重視の方におすすめなのがハウスメーカーです。

なかでも、全国展開している大手ハウスメーカーだと、土地探しや住宅ローン申請までサポートしてくれます。

そのため、知識があまりなくとも、安心して家作りを進められるでしょう。

また、ある程度の仕様を決めていたり、工場で家作りを行っていたりするので、工期が早いのも特徴。

ハウスメーカーの場合は、3か月ほどで家が完成します。

しかし、先にも見てきたようにセミオーダー住宅となるため、構造やある程度のプランが決まっています。

完全に自由な注文住宅を建てるのは難しいでしょう。

【工務店】

工務店は地域密着型が多いです。

その土地の特徴に精通しており、コミュニケーションが取りやすいという特徴があります。

住宅完成後のアフターフォローは、工務店が一番しっかりしているでしょう。

また、工事費に設計料が含まれており、値引き交渉にも柔軟に応じてくれるため、予算が限られている方は工務店が良い選択肢になります。

デメリットは、ハウスメーカーほど安心感やサポートに長けておらず、デザイン性に弱いということ。

工務店に依頼する場合は、積極的にプランアイデアを出して、家作りプロジェクトをリードする必要があります。

【設計事務所】

デザインにこだわった住宅作りを目指す方には設計事務所がおすすめ。

あなたの要望を叶えられるように、建築家が一からデザインしてくれます。

そのため、オリジナリティの高い住宅作りが行えるはず。

また、狭小地や変形地などを所有している方も、設計事務所を前向きに考えてみましょう。

設計事務所なら、土地問題を解決できるような住宅提案をしてくれるのです。

一般的な相場は高いですが、予算に合わせた設計をしてもらえるので、低予算の方も依頼できます。

ただ、家が完成するまで時間がかかるのはデメリットでしょう。

プランができるまで半年かかることは、ざらにあります。

時間と予算に余裕がある方は、設計事務所が最適な選択肢になるでしょう。

自分に合った施工会社を見つける3つの方法

あなたに合った施工会社を見つけるには、徹底的な情報収集が必須です。

情報収集をして、いくつか施工会社を選んだら、比較検討するだけ。

これだけで、あなたに合った施工会社を見つけられるようになるでしょう。

ここからは、もう少し詳しく見つけ方を解説していきます。

1.各施工会社の特徴を集める

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施工会社によって得意分野は異なります。

低予算を売りにしているところ、鉄骨住宅に強みを持つところ、はたまた木造住宅が得意なところまで。

まずは各施工会社の特徴を集めて、あなたの希望に沿えそうなところを、いくつかピックアップします。

情報収集の方法は2つ。

まずは、ネットや書籍を活用して、あらゆるメーカーの特徴を掴みましょう。

ネットの記事だと、無料で各施工会社の特徴を理解できます。

書籍は少しばかりのお金こそかかるものの、非常に分かりやすくまとめられているので、一冊は読んでおくのがおすすめです。

そして、気になる施工会社を見つけたら、住宅展示場などに足を運びます。

実際にメーカーの家をチェックすることで、より理解が深まるのです。

ネットや書籍などで気になったら、施工会社の展示場などに向かう。

これが情報収集の鉄則です。

2.公式サイトでアフターフォローをチェック

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意外と見落としがちですが、施工会社のアフターフォローも確認しましょう。

家は建てた後が重要です。

例えば、修繕工事の無償期間は何年までなのか、定期点検はいつまで実施してくれるのかなど。

プロでなければ、住宅の傷を発見するのは難しいです。

それでいて傷を放置しておくと、住宅性能が落ちれば、傷が深刻化して修繕費用も高くなります。

大規模修繕になると100万円以上の費用がかかるのです。

そのような事態を防ぎ、家の寿命を延ばすためにも、施工会社のアフターフォローは重要。

同じような施工会社なら、アフターフォローが充実したほうを選ぶといいでしょう。

3.複数会社のプラン案と見積もり比較

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徹底的に情報収集して、依頼先の候補を絞ったら、プラン案と見積り比較を行います。

実際に施工会社と数回打ち合わせをして、家のプラン作成と提案を作ってもらうのです。

この時点で候補先は2~3社までに絞っておきましょう。

あまりにも依頼先が多いと、時間と手間がかかりすぎます。

プラン案と見積り依頼するときは、予算と家の優先順位は正直に伝えてください。

予算案を曖昧にすると、各施工会社による提案プランと見積りが大きく異なってしまいます。

予算は誤魔化すことなく伝える、もしくは用意できる資金の8~9割の金額を伝えるといいでしょう。

傾向として、多くの施工会社は予算ギリギリの見積り提案をしてきます。

追加工事の可能性や引越し資金などを考えると、1~2割は残しておいた方が安全です。

また、依頼前には「本依頼先を決めるつもりで、他にもプラン制作をお願いしている」旨を伝えてください。

そうすると、各施工会社は本気の提案をしてくれるようになります。

プラン案と見積りが出たら、じっくりと比較検討をして、あなたの要望を叶えてくれそうなところに依頼するだけです。

施工会社を選ぶ時の3つの注意ポイント

施行会社を選ぶ時の3つの注意ポイントを解説します。

1.正しい住宅展示場見学の仕方を知る

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施工会社選びでは、住宅展示場見学は必須です。

住宅展示場に行くことで、ネットや書籍からは得られない、印象や生の情報を得られます。

しかし、ぼんやりと参加するだけでは、何も得られないでしょう。

住宅展示場には正しい見学の仕方があるのです。

下準備として、見学前には今の家の不満点と好きなところをノートにまとめます。

好きなところはそのままに、不満点を改善すれば、満足いく住宅となるのです。

そして、モデルハウス見学は生活をイメージしながら部屋を回ります。

この広さのリビングだと子供たちも遊べる、洗濯と料理がしやすい家事動線になっているなど、本当に住んだつもりで見学してください。

見学中に気になった点は、全てノートにメモします。

後々、施工会社選びや間取り作りの参考になるはずです。

住宅展示場は、施工会社を見極める場であると同時に、間取りや空間アイデアを得る場でもあります。

見学を重ねることで、見るべきポイントも分かってくるので、何度も展示場には足を運びましょう。

2.構造見学会まで行けば◎

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施工会社の中には、構造見学会を実施しているところがあります。

構造見学会とは、建築途中の家、特に基礎や構造を作っている途中の家を見学すること。

家の構造を実際に見れるだけではなく、現場の様子もチェックできるのがメリットです。

悪徳業者などの現場は、散らかっていたり、作業がストップしたりしています。

そのため、そもそも構造見学会を実施しません。

そのような意味で、構造見学会を実施しているということは、施工会社の自信の表れと言えます。

家作りを行う職人たちも確認できるので、可能な限り構造見学会には参加しましょう。

3.見積りは明朗会計をしてもらう

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施工会社の中には、細かく表示した見積りを出さないところがあります。

各設備や材料1つずつに細かい値段をかかずに、ざっくりとした金額を提示するのです。

しかし、そのような見積書では正確に比較を行えません。

また、各項目が明細化されることで、コストカットできる部分も判明します。

依頼前には、詳細な見積書を提出してもらうようにしましょう。

重要なのは施工会社だけではない~「当たり」の担当者はどんな人か~

どんなに魅力的なプラン案を作っても、窓口である担当者がしっかりしていなければ、依頼するべきではありません。

優秀な担当者の特徴を見ていく前に、担当者の決まり方を解説しましょう。

あなたの担当者が決まるのは、住宅展示場です。

住宅展示場でアンケートを渡した相手こそが担当となります。

そのため、住宅展示場ではモデルハウスだけではなく、営業担当も見極めなければいけません。

優秀な営業担当は次のような特徴を持っています。

・社会人としての当然のマナーが身に着いている
・話し方や物腰が柔らかい
・弱みも話してくれる
・分かりやすい言葉で説明してくれる
・希望を叶えようとしてくれる

なかでも、重要なのがあなたの立場になって、可能な限り希望を叶えようとしてくれる姿勢です。

例えば、予算内で希望を叶えるのが難しいとしましょう。

その時に、「うちではできません」と断るのではなく、代わりのプランを提示してくれるような人が望ましいです。

営業担当を見極めるためにも、展示場では積極的にコミュニケーションを取りましょう。

質問をすることで、家作りの知識が深まれば、担当のレベルも測れます。

□おすすめの施工会社10選の特徴や実績を紹介

施工会社の選び方を紹介しましたが、候補絞りには時間と労力がかかります。

もしかすると、「おすすめの施工会社から候補を選びたい!」と思う方がいるかもしれません。

そこでここからは、おすすめの施工会社10選の特徴を解説します。

1.住友林業

【概要】
・木造住宅のリーディングメーカー
・高い技術と設計力
・坪単価:70~80万円

「木造住宅と言えば住友林業」、そういっても過言ではないほど、大人気のハウスメーカーです。

少しでも気になる方は、モデルハウスに訪れるのがおすすめ。

足を踏み入れた瞬間に香る木の香りと風合いは、多くの方を虜にしています。

住友林業は、木造住宅の設計自由度の高さを十分に活かした家作りを行っています。

専任の建築士やインテリアコーディネーターを抱えており、完全自由設計の住宅にこだわっているのです。

また、木造住宅ながらも高い耐震性や耐火性、断熱性が大きな売り。

坪単価こそやや高めですが、標準以上の性能を備えた木の家が作れると考えると、コストパフォーマンスは良いように思われます。

30年の初期保障と25年目までの無料点検など、アフターフォローがばっちりなのも高ポイントです。

2.タマホーム

【概要】
・ローコストメーカーのパイオニア
・標準装備でオール電化と長期優良住宅対応
・坪単価:40~50万円

「品質も、価格も、叶う家」がテーマのタマホームは、ローコストで高品質の住宅作りをします。

1,000万円台から建てられるので、子育て世代を中心に人気を集めているようです。

タマホームが安さを売りにできている理由は、中間業者を挟まずに、施工を直接管理しているから。

低価格の秘密は、余計な費用をカットしているからであり、家の品質に影響を与えてはいません。

むしろ、良質な国産材にこだわった家作りを行っており、ベストセラー「大安心の家」は標準仕様で長期優良住宅とオール電化となっているのです。

ただ、営業費用カットも指摘されているので、積極的に家作りに参加する必要があります。

3.積水ハウス

【概要】
・建築戸数200万戸越えの業界ナンバーワンメーカー
・鉄骨系に強みあり
・坪単価:60~80万円

多くの方が知っている業界ナンバーワンのハウスメーカーです。

主力商品は鉄骨系ですが、木造工法の住宅も用意しています。

耐震性や耐久性は文句なしの高さであり、最近は環境に優しく、経済的で快適なグリーンファーストに力を入れているようです。

具体的には、高断熱で夏でも冬でも快適な室内作り、温水式床暖房の搭載など。

また、注目したいのがアフターフォローの手厚さ。

25年目まで定期的に検査をしてくれ、必要であれば手直しや修理を行ってくれるのです。

大手ならではの安心感とアフターフォロー力は大きな強みですね。

4.大和ハウス

【概要】
・強い家作りに定評あり
・2m72㎝と高い天井
・坪単価:70~80万円

「強い家を作ろう。」がテーマの大和ハウス。

そのテーマ通り、耐久性や耐震性が自慢のようです。

特に耐震に関しては、最新技術を用いており、業界トップクラスとなっています。

耐震性重視の家作りをしたい方は、要チェックのハウスメーカーです。

また、最近では天井高2m72㎝の家を売り出しています。

鉄骨住宅でありながら、高い天井を生み出せるのは大和ハウスだからこそ。

広々とした空間演出可能なので、住宅密集地や都市部に家を建てる方には、良い選択となるかもしれません。

5.トヨタホーム

【概要】
・大空間の鉄骨住宅
・60年の長期保証
・坪単価:60~70万円

言わずと知れたトヨタグループのハウスメーカーです。

トヨタホームの家の特徴は、災害に強くて長く住める家。

鉄骨ラーメン構造と鉄骨軸組み工法の2種類があり、どちらも非常に高い耐久性と耐震性を持ちます。

また、柱や壁を少なくすることで、大空間・大開口の自由設計を可能としているのです。

住宅の約85%は工場で作られるから、高品質で納期も比較的早め。

さらに、基本性能が高いため60年の長期保証を提供しているのも、大きな強みです。

6.へーベルハウス

【概要】
・立方体の外観が特徴的な住宅
・間取り提案に力を入れている
・坪単価:70~80万円

軽量気泡コンクリート「へーベル」を使って、耐震性と耐久性が高い家作りを行います。

へーベルハウスは、限られた敷地でも快適に過ごせる間取り作りにこだわっているようです。

例えば、クロスフロアや共働きのための間取り、二世帯住宅の間取りなどなど。

参考になるアイデアばかりなので、一度公式サイトをチェックするのがおすすめ。

立方体の外観がトレードマークであり、天井はバルコニーとして活用できます。

そのため、都市部や住宅密集地に住む方に向いているメーカーです。

主要構造材は60年以上メンテナンス不要で、他のパーツは30年目に集中メンテナンスをして、さらなる耐久性を実現。

30年目まで無料メンテナンスなのも嬉しいですね。

7.ミサワホーム

【概要】
・主力は木造住宅
・中2階に作る大収納スペース
・坪単価:65~75万円

木造住宅を主としますが、鉄骨系住宅も扱っています。

ミサワホームは耐震性にこだわりを見せ、制震装置「MGEO」を開発しました。

この装置のおかげで、阪神淡路大震災の2倍以上の揺れ、そして繰り返しの地震にも耐えられます。

また、ミサワホームのベストセラーと言えば「蔵のある家」。

これは1階と2階の間の空間に、天井高140㎝の収納スペースを作った住宅のことです。

施主の半分以上が選ぶ大人気商品となっています。

8.パナソニックホームズ

【概要】
・大空間と大開口の家
・外観を美しく保つ光触媒タイル
・坪単価:70~80万円

パナソニックグループのハウスメーカーです。

パナソニック系列ということもあり、パナソニック製の設備が基本となります。

数ある自慢の技術の中でも、注目は空気制御技術です。

24時間空気の室内を綺麗に保て、温度や湿度も快適にコントロールできます。

また、外壁タイルには光触媒の「キラテック」を採用。

これは太陽光と雨を利用して、セルフクリーニングできる外壁です。

そのため、数年たっても新築時のように綺麗な外壁のままとなります。

鉄骨住宅を主力としながらも、業界最小の15㎝きざみの設計を可能としているため、自由度の高い間取り設計が可能です。

9.レオハウス

【概要】
・ローコストのハウスメーカー
・高い標準性能
・坪単価:35~50万円

タマホームと同様に、低予算での家作りを提供するハウスメーカーです。

オリコン顧客満足度ランキング「金額の納得感」では3年連続1位を獲得。

ベストセラー「大人気の家CoCo」は、ベーシックから開始して、グレードアップしたい性能を選んでいく家作り。

外観の選択肢も豊富で、機能性や快適性から仕様を選んでいけます。

ローコストながらも、吹き抜け断熱や制震システム搭載など、標準仕様は高い印象です。

10.一条工務店

【概要】
・ハイグレードな標準仕様
・省エネ住宅作りに定評あり
・坪単価:50~80万円

一条工務店のこだわりは「家は、性能。」。

そのこだわりの通り、とにかく標準仕様の性能が高いのが特徴です。

なかでも、断熱気密性は業界トップクラスの高さとなっています。

また、初期費用0円で設置できる大容量太陽光発電システムが大好評。

標準スペックが高いにもかかわらず、住宅設備を自社工場で生産しているため、コストパフォーマンスが良いのも嬉しい魅力です。

先輩に学ぶ!家を建てた人の体験談まとめ

最後に実際に家を建てた人の体験談を紹介します。

成功ポイントや失敗談まであるので、ぜひ参考にして家作りに活かしましょう!

1.共働き夫婦のリラックスある家

小学生の子供が1人いて、共働きの夫婦です。

帰宅後は、夫婦疲れ切っているので、とにかくリラックスできる家作りを目指しました。

ただ、予算は2,500万円以内とそれほど多くはないため、狭めの土地を購入。

土地費用を抑えた分、家の素材にはこだわりを見せました。

日当たりの良い2階に洗面所を置き、素材や設備も高級ホテル仕様に。

毎日のバスタイムが憩いの時間です。

リビングも天井を高くすることで、部屋面積以上に開放感を得られています。

【ポイント!】
・テーマを持った家作り(体験談ではリラックス感あふれる家)
・予算配分にメリハリをつける

2.譲れない部分が多すぎて予算オーバー

家を建てる前には、絶対に叶えておきたい希望をたくさん考えました。

打ち合わせの段階から、色々と要望を出して、プラン案が完成。

プラン自体は満足でしたが、予算を大幅にオーバーしていたのです。

もう一度考え直す時間もなかったので、そのままのプランで家作りをしてもらいました。

今思うと、譲れない部分だけではなく、譲れる部分をたくさん考えておくべきだったなと。

実際に住んでみると、最新設備にこだわったり、トイレを2つつけたりする必要もなかったです。

【ポイント!】
・低予算の場合は妥協できる部分を多めに考える
・実際に住んだつもりでプラン作りを

3.プランで土地問題を大解決!

初めての家作りなので、ハウスメーカーさんに土地探しからサポートしてもらいました。

事前に予算や希望を伝えていたこともあり、かなりお手頃な価格の土地を提案してくれたのです。

でも、安いだけあり土地は狭小敷地呼ばれるものでした。

不安に思っていると、担当の方が「プランで解決できる」とおっしゃるので、思い切って任せてみることに。

実際に、家の対角線上に開口部を作っていただいたおかげで、広々とした部屋になったのです。

土地問題はプラン次第で解決できることを知っておくと、様々な選択肢が生まれると思います。

【ポイント!】
・土地問題はプランで解決

4.「サービスする」と言われた内容が反映されていない

見積りの時に、値段交渉をしたら、価格を下げる代わりに設備をアップグレードしてくれると言われました。

それが決め手となって、依頼をしたものの、完成した家を見てびっくり。

設備が標準仕様のままだったのです。

担当に相談しても、「契約書に記載されていないから、どうにもできない」の一点張り。

家の仕上りには満足していたので、余計に大きな失望感を抱きました。

【ポイント!】
・サービス内容も契約の1つ
・必ず契約書に添付される見積書に明記してもらう
・契約書内容は徹底的に確認を

まとめ

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

家を建てるうえで重要なのは、予算配分にメリハリをつけることです。

お金をかける部分とそうでない部分をはっきりさせて、予算内で満足いく家作りを行うようにしましょう。

まずは予算計画を立てて、それから施工会社と相談しながら、本依頼先を決めるといいですね。

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